真夜の星

しばらく君に手紙を書いていないね。

ご無沙汰しました、頼さん。
私ね、未来なんて、彷徨っています。
道はもう決まりますけれども、こわいですよ。
私、何もできません。
バイクもできないし、日本語も下手ですよ。
こんな私、本当にいい仕事を探せますか？

今の私、現実の中に逃げて、インタネットとか、ゲームとか自分を麻痺して、本当に大変ですね。
どうすれば分かりません。
私は不器用な人ですね。

今の日本語先生は厳しい人ですよ。
毎週宿題があるので、ストレスが重いです。
でも、私、やるべき事があるんです。

頼さんが亡くなった以降、もう一年過ぎました。
ご冥福を祈る.....
私、君の事を忘れたくないです。
11/12、寝る前に、また君の顔を思い出しました。
君の横顔、笑顔.....
君は私に探し来てだと思うけれども、君を夢見ていません。

今の君、どこにいますか？
暇なら、私に会いに来てください。